§ソースからPlayをビルドする
Playの未リリースの変更を使いたい場合や、Playの開発に貢献したい場合は、ソースコードからPlayをコンパイルする必要があります。ソースを取得するにはGitクライアントが必要です。
§前提条件
Playをビルドするには、sbtがインストールされている必要があります。
§ソースの取得
シェルから、まずPlayのソースをチェックアウトします。
$ git clone [email protected]:playframework/playframework.git
必要なブランチをチェックアウトします。main
は現在の開発ブランチで、メジャーリリースの安定ブランチは.x
で名前が付けられています(例:2.8.x
)。
次に、sbt
を実行します。
$ sbt
Playをビルドして公開するには、publishLocal
を実行します。
> publishLocal
これにより、デフォルトのScalaバージョンのPlayがビルドおよび公開されます。すべてのバージョンのScalaで公開する場合は、クロスビルドできます。
> +publishLocal
または、特定のScalaバージョンで公開するには、次のようにします。
> ++ 2.13.13 publishLocal
§ドキュメントのビルド
ドキュメントは、playframework/documentation
にMarkdownファイルとしてあります。HTMLを表示するには、以下を実行します。
$ cd playframework/documentation
$ sbt run
これで、http://localhost:9000/@documentationでドキュメントを参照できるようになります。
Playドキュメントの開発の詳細については、ドキュメントのガイドラインを参照してください。
§テストの実行
test
タスクを使用して、sbtコンソールから単体テストと統合テストを実行できます。
> test
公開と同様に、コマンドに+
を付けると、サポートされているすべてのScalaバージョンに対してテストを実行できます。
PlayのPR検証では、単体テストと統合テストだけでなく、スクリプト化されたテスト、ドキュメントのコードサンプルのテスト、Playテンプレートのテストなど、さらにいくつかのテストを実行します。PR検証で実行されるスクリプトはframework/scripts
ディレクトリにあり、これらの各スクリプトを実行して、PR検証で実行されるものと同じテストを実行できます。
§プロジェクトでの使用
Playをローカルに公開すると、ローカルリポジトリにスナップショットバージョンが公開されます。これを使用するには、このバージョンを使用するようにビルド構成を更新する必要があります。
既存のPlayプロジェクトに移動し、project/plugins.sbt
で次の編集を行います。
// Change the sbt plugin to use the local Play build (3.0.0-SNAPSHOT)
addSbtPlugin("org.playframework" % "sbt-plugin" % "3.0.0-SNAPSHOT")
これが完了したら、コンソールを起動して、プロジェクトを通常どおり操作できます。
$ cd <projectdir>
$ sbt
§Eclipseでのコードの使用
Stackoverflowで、Eclipseでコードを操作する方法に関する情報を見つけることができます。
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